ヒキズる日記

ずっと引きずってます。

お前本当に愛してるか?

愛を伝えるって難しいよな。

 

F香川です。

 

自分の趣味とか大好きなものはありますか?

僕はないです。あるにはありますが、人に胸を張って言える程譲れないものがありません。

 

それってすごく寂しい事で自分が空白な人間に思えてしまうんです。だからこそ譲れない物や価値観がある人は尊敬出来るしその人の話をグッと聞き込んで「良いな!」と思いたい。

自分はハマれなかったとしても好きな理由は分かったし他にもこのジャンルを好きな人が居るんだなと思います。

 

しかし、たまにそれ本当に好きなんか?と言いたくなる人間が存在します。

 

ファッションを引き合いに出してみます。

 

芸人の又吉さんは着物で町を歩くのが好きと聞いた事があります。

そういった非日常や雰囲気も含めて又吉さんの好きなファッションなのかなと行動で生き様が伝わってくるので、その人や服装について興味を持つ事はあると思います。

 

それに対して本当に好きなんか?と言いたくなる奇抜なファッションの人間は、まず知識と言葉の量でファッションはこうだから!とこちら側を納得させようとするのが嘘臭く感じます。

 

ジャンルに信用がない人は知識と言葉で高圧的に話してくるように僕は感じます。そうする人がいるとその人だけでは無くそのジャンルにまで興味が失せていってしまいます。

 

なので、何にしてもこういう人間がジャンルの正面玄関に立つとそのジャンルは衰退していくのかなと僕は思いました。

 

寄生虫の研究をしてる人が二人いたとして片方は変な動物のドロドロの死骸をそのへんのごみ捨て場から拾って来て顕微鏡を覗き込み、この足が堪らんとか、新しい寄生虫に目を輝かしているとしましょう。

 

僕はクッソ気持ちわりいと思うけどその人の目の輝きを見ると心から好きなのかなと思い、寄生虫の事は置いといて好きになった経緯やどこが良いのかとかは聞きたくなると思います。

 

反面、物凄い寄生虫の権威者でキレイな白衣の人が顕微鏡も見せずに寄生虫のここが良いとか言われても「いや、あんたは寄生虫が好きなんじゃなくて寄生虫を研究した後に付随する評価が好きなだけなんじゃねーの?」と思ってしまいます。

 

これ全然違うのでは?と自分でも思っちゃいましたけど、言いたい事としては寄生虫が好きな研究者寄生虫を研究している私が好きな人に別れると思うんです。

 

なんのジャンルでも〇〇をしている私が好きって人がジャンルの正面玄関に立つとジャンル自体に興味が沸かなくなってしまうし、人に好きなものを話す人は熱量を持って話さないと相手にはマイナスに取られてしまうかもね。ってお話でした。