F香川です。
朝の5時まで飲める居酒屋ってまだあるんですね。中野新橋のタバコも吸えちゃう時代遅れな居酒屋にバイト先の人達と行ってきたんですが、コロナなんて嘘みたいな賑わいっぷりで数年タイムスリップしたみたいな感覚でした。
やっぱりお店は少し騒がしいぐらいが落ち着きますね。
地元に土地だけはバカみたいに広い金星園という中華料理屋があるんですが、そこがまあ閑散としてて、料理は美味しいんですが雰囲気がめちゃくちゃ嫌いでした。
飲んでる最中首がチクチクすんな〜と思いTシャツの首元を見るとタグがピロンと出てきて、バイト先でアホみてーに裏表反対のTシャツで接客してる過去の自分を思い出します。
いやぁ、Tシャツ反対に着ちゃってましたよ!えへへ。なんて言う自分の姿を4メートル上空にいる自分が見て、ああ。お前ってそんなことも言えるようになったんだな。と呟いてました。角が削れて削れて完全な球体になった時に人は真の大人になるんじゃないでしょうか。
まだまだ不完全なプライドを持ってる僕は、トイレでこっそりとTシャツを直すのですが…
まかないを腹が千切れるまで食ってきたので、ツンツンときゅうりをつつくだけでお腹いっぱいになってしまいました。
タバコと人の話をつまみにしながらハイボールを飲んでいると、酔いが回ってきたのでコンビニにお使いに行きがてらブラブラと散歩をしているとちょっと道に迷ってしまって、ほんとにすみません…と思いながら立ちションしました。気持ちよかった〜
お使いから戻るとオーナーが会計を済ませていて、僕は残っていたハイボールを一気に飲み干してから外に出ました。夜も深く終電もなかったので川沿いを歩いて帰っていると、店長が実際に体験した怪談話をしてくれました。
この川が〜とか何か言ってたけど忘れました。何だっけ?
この先にいつも停まってるタクシーが〜とかも言ってたけど全然思い出せません。
そんな恐ろしすぎる怪談話の途中で解散した僕は一人で川沿いを歩いて帰ることになりました。
すると本当にタクシーが停まってるじゃないですか!でも全然怖くなかったです。中でケバい女と男が喋ってました。不倫かな?
そこで僕の記憶は完全に無くなりました。
さて、ここで問題です。僕は今どこで朝を迎えているでしょうか。