今年一年締めくくりのライブは、12月24日に出たE3ライブだった。
色々と疲れた年度末だったような気がする。
月初めにインフルエンザにかかったのだが、それによってだいぶ体力を持っていかれた。
熱は幸いにもすぐに下がったが、咳と喉の痛みはだいぶ長い期間引きずった。
ネタ合わせでのど飴、ライブ前にのど飴、ライブ後にのど飴。家に帰ってものど飴。
何袋分のど飴を開けた事か、5キロ分は食べたんじゃないだろうか。つまり僕は、のど飴の有効成分を含んだ唾5リットル飲んだ事になる。
そんな形で少しだけ疲れていた僕らだが、毎週水曜日に入れているライブが年末ということもあってか、お休みになった。
その前日、「せっかく休みだし銭湯でも行こうか?」と同居している相方に言った。
何も考えずに休めるなんて久しぶりだし、僕も少し浮かれていたところがあったのだろう。
「少し早起きしてさ。」なんて事も言ってたかもしれない。それがこんな事になるとは思わんでしょう。
めんどくせー!!!!
な、なに?旅のしおり?大概にしろバカ。
朝も早いし。休みの日に人を起こすな。
休みの日に7時に起こすなバカタレ。
次の日休みだと思ってるから3時に寝たよ。
すまんがその時にはもう、銭湯にも行かない気でいたよ。
この気持ちを全て伝えた。全ては寝たすぎて。
申し訳ないが、このしおりはシュレッダーにかけてくれという思いを込めたつもりだ。
「僕、しおり4時まで作ってたんだ。」
分かった行くよバカ!
それでまず一つ目の目的地は?なになに。
9時半〜14時まで滞在予定。
【マツコの知らない世界で紹介された風情ある銭湯】
なるほど、どこへ行く。とは明記しないんだ。
目的地についてようやく実態がわかるわけだな。
ちょっとしたサプライズ感があっていいな。
移動中相方に尋ねると、どうやらかなり景観のいい銭湯のようだった。
どうやら整備された庭園と、食堂の十割そばが最高との事。
いや、風呂わい。
そして到着。
目的地は、東京都板橋区の【さやの湯処】
東京には珍しい源泉掛け流しの天然温泉を敷いた銭湯との事だ。
そっか風呂もいいのか。
外観はどうなんですか。正直ハードルは上がってますよ。
なるほど・・・
そんな顔するなら写り込むな。
へえ〜いいね。ん?
!?
いや!かなり良い!内観はこんな感じだ。
風呂も熱めだったし、この日の気温が低かった事も相まってかなり気持ちよかった。
サウナもサウナなりの適温で、水風呂も水風呂なりの適温。
良すぎない?この後の予定大丈夫?
そして噂の十割そば。海老天が一番。
時刻は13時ごろ。しおりでは9時半〜14時までさやの湯処に滞在の予定だった。
しおりの時間通り行くならと、休憩室で少しだけ昼寝した。
爆睡こいた。そういえば俺眠かったんだ。
続いての予定は。
14時15分〜15時。
【昭和の青春、知らないのに何故か懐かしいちっちゃなテーマパーク】
ちっちゃなテーマパーク?
仮にもテーマパークを謳っておいて、45分しか滞在しないの?
行かないよ。まだ休憩所いたいよ。
14時15分〜15時の予定休憩所に変更してくれよ。
どうしても行くの?分かったよ、眠いけど行くよ。めんどくさいな〜
やってねえじゃねえか
コン太村やってねえじゃねえかコン太村
おいコン
どうなってんだコン
どうなってんだコン
コン太村がやってなかったので振り向いたらあった神社に来た。
笑ってんじゃねえよコン
一応お参りしていくか。という事になったので、お金を入れて手を合わせたがコンのせいで全然集中出来なかったので、何もお願いはしていない。
なので神、お金は返してもらう事は出来ないだろうか。
何の意味もない探訪は嫌だったので、境内にあった極太の銀杏だけ写真に収めといた。
樹齢はいくつなのだろう。この街が出来るもっと前からあったのかな。相当おじいさんの銀杏の木なのかもしれないな。は?
よく見たらなんかきしょくない?きしょ。
という事で、キショ銀杏を見せられただけの二つ目の目的地だった。
次は、【日本カルチャーの祖、お邪魔します!】ね。
なんか今回タイトルもちょっとキショいし、全然いく気にならないな。
余談だが、この画像に写り込んでいるのは僕のバイクだ。
もちろん僕が運転している。
僕のバイクだし当然だ。しかし、ちょっとだけ良いだろうか。
今日一日中ずっとアテンダーなら運転しろや。と軽モヤモヤしていた。
コン・アテンダーを乗せて軽モヤモヤしているうちに目的地には到着した。
なるほどトキワ荘ね!
ここは手塚修、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫などが住んでいた伝説のアパートを再現した博物館。
普通にテンション上がったし、めちゃくちゃワクワクした。
お前は見切れてろ。
なんかやってるけど見切れてるから。
なんかやってるけど、フォーカスお前に向いてないから。
ちなみに館内は写真OKの場所とNGの場所がはっきり分かれており、この共同キッチン等はOK。
今から載せるような画像は、全て大丈夫な写真なので悪しからず。あ、でも見てファミチキ!ファミチキがこの時代に!?
いや、ファミチキの様な布巾かい。
石ノ森章太郎と赤塚不二夫のツーショットだ。
2人にもこんな時代があったんだなぁ。
ドラえもんもこのアパートで出来ていたんだもんな。
のび太くんの部屋が和室なのも、このアパートで書かれた漫画だからだよな。
そういえばのび太くんの部屋って今も和室だったかな?
時代を考慮してか、いつからか緑のカーペットに変わった気がする。
ドラえもんの世界が違和感なく、今に溶け込めているのはそういう微調整の賜物なのかもしれないな。
ご自由に感想とか書いてくださいノートがあったので、僕も書いてみた。
この景色で、姿勢で、ペン入れをしていたのか。と思うと感慨深い。
書いてる際も思わず笑みが溢れてしまう。
子供のときに児童館で日が暮れるまで読んでいたコミックスのドラえもん。今でもずっと大好きだ。
リスペクトを込めて机に向かった。
この一枚は僕の宝になる事だろう。
出来た
こんなもんだろ
そして最後に向かった場所はここ。
17時半〜18時
【中野区のサラリーマンに大人気の中華そば、一回食べといた方がいい】か。
これで最後か。すっかり外の日は落ちている。
蕎麦を食ってからかなり時間も経っていたので、結構腹は減っている。
しかし、中華そばか。
ラーメンを食うときはガッツリ行きたい派なので、僕個人的にはあっさりはあまり・・・という感じだ。
中野坂上にある華吉という中華料理屋で、ここは椎茸そばが人気らしい。
椎茸そば!?
ちょっとした行列ができる程の人気店らしく、僕らが行った時も少し並んだ。椎茸そばの為に!?俺頼まないよ?中華でしょ?炒飯でいいよ!
そんな事を言っているうちに、行列もはけて僕らも卓へついた。
混んでいる為相席だった。おひとり様のお客様も多く、女性一人での来店もチラホラあったので、相当のあっさり具合だと見受けられる。
「椎茸そば二つお願いします!」
まだ早いよ!メニューも見てないのに勝手に頼むなよ!
店内の雰囲気とかもっと
着丼
黙れよ
しかし、これが意外な事にめちゃくちゃ美味い。
麺よりも具がとにかく美味い。
ラーメンは麺が主役だと思ってたけど、ここではただの腹を膨らませる為の小麦。
椎茸と八宝菜と豚こまの入った餡の様にトロミのあるスープを、いかに美味しく食べるかに注力した。
ほいで餡熱ッ
きっちり汁まで行ったが、飲み終わりまで喉が灼熱だった。
ちっとも冷めないのが意味が分からん。
丼が象印のマホービンでなければ説明が付かない。
という事で、今日の工程は全て終了した。
結果的にはどこも最高。
来年以降も、年末は旅のしおりを作ってくれる様なので年末の楽しみが出来た。
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