あーあ・・・おっ、君たちか。今日もお疲れ様。
僕かい？僕はー。木を見てたよ。
これを見てごらん？隆起する木の根っこ。
自然は枠組みに囚われない。捉えようとするとこのようにキモく成長するんだよね。
学校じゃ習えないよね、そういう気づきをしては、申請、保留、申請、許諾、そしてまた申請。
僕は〜そうやってお金を稼いでる。
おや、これはこれは。
見て？
『ご用の方は大きな声でお願いします。』
と書いてあるね。
うーん、恐らくこの家にはチャイムが無い事がまず予想できるよね。
そして家主は長年悩んだと思う。
家主（ん〜、ノックでもいいんじゃが〜気づけない時もあるんじゃよな〜）
家主（しかし〜大声は大声で〜近所迷惑も気になるし〜何よりも〜）
家主（わしの家宛の大声！？と思って、外に出るケースも頻出したので〜これも気が気では〜ないの〜）
家主（まっ、なんだっていっか♪）
家主の長年の経験則によって、ノックよりも大声のほうがいい。という結論に至ったのだろうね。
これもまた申請だ。申請をしたら勿論！申請を待つ時間が生まれるね。
これを申請待ち、と僕は呼んでる。
おや？あれは〜？
うん、なるほどね。これは〜。
一階の洗濯物か、二階の洗濯物か判断がつかないね。
ほら、学校の教育を修了しても世の中は分からないことだらけだね。
それを将来の子どもたちが学べる様に申請する。
それが僕の仕事。それじゃバイバイ。
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