バイトでお客さんを接客していた時、自動ドアから入ってきた外国の女性が、僕に話しかけてきた。
「ハロー」
外国の女性は接客中のお客さんの隣に来て、僕に向けて微笑みをかけた。
一瞬、お客さんのお連れさんかな?と思ったが、どう見ても外国の女性に引いていたので絶対に違う。
僕は、「お嬢さん!お困りだか逆ナンだか分かんねえが〜、順番は守ってくれや!」と、快活に言いたかったが、言語の壁によって伝えたい言葉の1%も伝えられず、「ソーリー」と、か細い声で言うだけにとどまった。
外国の女性は僕に何か聞きたいようで、カウンター越しにあったりとした表情でまくし立てた。
オーン、アハハ、ソーリー、ノー、この辺を4ループぐらいしていた。
慣れない英語を話して恥ずかしい気持ちになり、顔が紅潮している事に気づく。
(頼むからどっか言ってくれ〜!)と僕が思っていると、なんと接客中のお客さんが英語で対応し始めた!
顔を紅潮させて俯きはじめた僕を見かねてか、流暢な英語で外国の女性を追っ払ってくれた。
「バス乗り場教えて欲しかったみたいです!」お客さんが僕に言った。
僕は、「アハ」と返事した。
(アンタもどっか行ってくれ!)
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