今日は、行こう行こうと思っていた眼科にようやく顔を出せた。
僕の目は高校のときぐらいから悪くなりだして、一番後ろの席から黒板が見えなくなった時にメガネを買う事を決意した。
運動と眼鏡の相性が最悪な事もあり、バスケ部だった僕はコンタクトレンズを毎日入れて生活していた。
就職して、コンタクトを自分で買うように言われてからは、もう目に何も入れる事無く生きてきた。
そしていよいよをもって今日、眼科にコンタクトを手に入れにやってきたのだ。
久しぶりに視力を図って思ったのだが、気球を見ていたら目にガスを噴射される怖い体験。あれはなんだ?
眼圧を図ったり乱視があるか見ているのは分かるが、こっちがどう見えているのか伝わっているのだろうか。そして僕の眼球が腐ったトマトのようにグチュグチュで、噴射されるガスに目が潰された際は保険が降りるのだろうか。機械アイに変えられるのなら、裸眼よりも全然いいぞ?
待ってました視力検査の花。“Cの向きを当てるゲーム”をしたのだが、目が悪すぎて1つ目から感だよりだ。「当てないでくださ〜い。」と言われてからは、分かりません。としか言えなかった。
お持ちの眼鏡から逆算しますね〜と天才みたいな事を言われ、メガネを作ったときよりも視力が落ちていることが分かった。
そして目に傷が入っていないか医者にジロジロと見られた。モニターには僕の眼球のスクショが残っている。
ブログで見せたいな。と思ったので写真いいですか?と聞いたら「駄目です。」と言われてしまった。
医者頭デッカ!カッチカチ!デッカチ!デッカ!と頭のなかで言いながら退室し、僕は購入するコンタクトレンズを試験的にはめた。
ウソ・・・(ウソッキーではない。)
見えすぎる。先程見えなかったCの向きは全て分かった。そうだった。最初はこんなにもキレイに見えていたのに、僕はいつから曇りガラス越しの世界に閉じこもってしまったのだろうか。
『看護師がボールペンの先を出したまま胸ポケットにしまうからついてしまったのであろう無数の黒いインクのシミ』、『ゴミ箱の中のグシャグシャのレシート』、『便器に付着したトイレットペーパーのカス』、『他の看護師のキレイな胸ポケット』、『やっぱつきすぎている胸ポケットのインクのシミ』
うおー!世界どうでもいいー!
外に出ると夕焼けが燃えていた。僕の住む街にはブスが多い。スーパーによると、欠けたスイカが三十円引きになっていた。買いたい衝動に駆られスーパーを3周している間に、イカの刺し身を2パック買っていた。2パック?!
うおー!会計で気づいたけどイカの刺し身2パックもいらねー!
そしてコンタクトになった報告をバイト先にした。
「へえー」
「へえー」
うおー!俺のイメチェン響かねー!
そしてバイクに乗り込み、ばあちゃんが細路地でお茶を飲んでいるのをバイクに跨りながら待った。
ババア!どけー!
家路につくと友人が桃をむいてくれた。
パクパク食べていると、友人がももの値段を教えてくれた。6個で6000円。
うおー!俺がスーパーで3週迷ったスイカ498円ー!!
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