セブンイレブンにかかっていた工事用の養生ネットの中で少年が涼んでいたのを見た時は、もうこの世の終わりだ。と思った。
今日はそのセブンイレブンの2階にある皮膚科に行き、処方箋を受け取ったあとの話だ。
処方箋を受け取り皮膚科を出た僕は、10メートル程先の薬局に行くのを躊躇した。
太陽の熱でアスファルトは真っ赤に見えたし、陽炎で老人が10人に見えていた。完全に嘘なのだが別にいいだろ。減るもんじゃないし。
診療所から薬局の10メートルってなんの為にあるのだろうか。絶対に併設したほうがいいと思うし、廊下一本で済めばその方が絶対にいいと思う。
ただ診療所で薬が貰えないことが無駄が多いと思うのだ。そこ専用の小さい薬局を建てる土地代も無駄じゃないか。
出来ないならその10メートルにウォータースライダーを建設してくれれば、僕はどれだけ気持ちよく薬局に行けただろうと考えると、すごく無駄な時間を過ごしているなとも思ってしまう。いや、無理だよ?って。
分かってるよそんなことー!とダッシュでアツアツのアスファルトを走り抜け、エアコン極効きの薬局の中に入った。
処方箋を渡した後は薬を渡されるまでソファでトロけにトロけていた。
トロけていると、業者のような人間が自動ドアを開けて熱風を送り込んできた。
バッキャロー!と思いながら見てると男は「マッドでーす!」と元気に言った。
マッドってmad?な業者って、どんな薬を納品に来たのか。確かに男の風貌は筋肉が隆起していて、いかにも運送業者とも見えるし、いかにもmadな運び屋にも見えた。
薬剤師の人に呼ばれたので、会計をしながらその男をじーっと見ていると違うレジでなにかの書類を書いてもらったあと、出入り口のマットを回収してトラックに戻っていった。
あ、マットね?
とにかく暑い一日だった。
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