歴史物の物語や漫画を読んだあとは、その歴史について乗ってる本を少しだけ、図書館やツタヤで立ち読みしてみるのだが、ただの一度も面白いと思えたことが無い。
物語を文章から読み取ることは出来るが、歴史を見て物語を想像する力は無いからだと思う。
物語を理解する上で必要な想像力は、人によって偏りがあるので、楽しめるか否かは複雑化する。
一冊の同じ小説を複数の違う人間が読んだとする。
ある人は面白かった。ある人はつまらなかった。
そもそも読めなかった。
様々な意見に割れるはずだ。
感性は人それぞれなので感じる面白さも違うはず。と結論付けたくなるが、少し違う事も考えてみた。
文章から起こせる情景が人によって違うから。
ではないだろうか。
文章を見て情景を起こす才能の偏りが、あるからこそ、意見がいくつにも分かれるのではないだろうか。
その本の作者は100%物語を理解できている。当然だ。
想像力のある人は文章を見て、作者の出した情報を70%理解できたとする。
想像力の無い人は、文章から30%の情報しか読み解けなかったとしよう。
この差こそ、人による本の面白さの違いだと思う。
本を面白く読むには才能がいるような気がする。
そして、歴史物を書く作者は、あんなつまらない歴史の本から物語を書いてる事実に、恐ろしい想像力を感じる。
そして、僕のせいぜい高校レベルの国語力では、芥川龍之介を面白く感じられない。
大学通ってたら面白く読めたのかもな〜
小説に比べて、アニメや漫画はいくらか平等に思える。
漫画、アニメの順番に親切ではないだろうか。
アニメは漫画を拡大して、感情やアクションを表現してくれるので、アニメしか見ない人に、あなたが面白いと思っている小説をオススメしても、想像力の差によって読める文章が違うので、あまりその人には合わないかも知れない。
漫画で言うと、『ワンパンマン』村田版を面白いと思っている人に、同じ原作者の『モブサイコ』を勧めてもあまりハマらないかもしれない。
とはいえ、想像力の乏しいミリオタに、戦争系の小説を読ませた場合は、あまりにもどハマリする場合もあるので難しい。
その人の想像のしやすい世界なら、どんな媒体であれ一度勧めてみるのも楽しいと思う。
その上で、何か創作物に携わるなら、伝わりやすさを全開にして、できるだけ万人に伝わるように表現するべきだなと感じた。
出来るだけ難しい感じは使わず、読み解く奥ゆかしさは最小限に絞って、多くの表現を毛細血管に至るまでできるまで細かく表現してようやく世界が伝わると思おう。
まあ、想像力なんてものは人間関係において必要無い。
自分だけの人生を少しだけ健やかにしてくれる体の副産物だ。
少なくとも僕には、好きな物語は伝わらなくても気の合う仲間がいる。
想像力なんて、そのぐらいどうでもいい。ありゃ良い。無きゃ構わん。程度で考えている。
今回は高速バスに乗っていて、時間が有り余っているので長文で失礼した。
普段テキトーで申し訳ない。ブログに向き合う時間が文章量でバレバレだね。
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